抜群のチームワークを武器に、
施設全体でレベルアップを図っています。

03 森本 明子
森本 明子
施設長
特別養護老人ホーム まんてん六甲の丘
2010年入職
建物イメージ
特別養護老人ホーム
まんてん六甲の丘
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三桂会の特徴は何だと思いますか?

スキルが上がる、充実の教育体制を準備

職種の垣根を超えた結束力が自慢

安心感と心地よさを味わえる場所

インタビュー

Interview

『三桂会』で得たのは新しいキャリアとワンランク上の経験値。
以前は、訪問ヘルパーをしていました。当時は子どもが幼く、働く時間を制限していましたが、徐々に手が離れてきたことや幅広い業務に携わりたいと思うようになりました。常勤としての働き方を考えていた当時、『三桂会』は法人ではなく、介護事業のみを運営する会社だったのですが、そこで働く知人からの誘いを受け、転職を決意しました。入職してからは、介護ケアマネジャーや相談員へのキャリアチェンジも重ね、グループホーム『まんてんなだ上野』、特別養護老人ホーム『まんてん六甲の丘』の立ち上げにも携わりました。現在は、『まんてん六甲の丘』の入居者様、ご家族様と施設とのパイプ役として、施設全体の管理・運営も担っています。職員全員がここで仕事ができてよかったと思えるような職場環境づくり、入居者様やご家族様がここで生活ができてよかったと思って頂くことができ、これまで同様に他方面のサポートにあたることに加えて、職場環境の整備や採用活動にも携わるようになり、新しい事へのチャレンジの毎日です。
インタビュー
質の高いサービスの提供を目指して。職員みんなで成長しています。
法人として新たなスタートをきり、12年。現在は、職員の知識向上や研修制度にもさらに力を入れるようになりました。研修といっても、法人で決められた課題を行うわけではありません。職員同士で学びたいことや、ケアの中で不安に感じることを話し合い、研修スケジュールが決定します。施設ナースにより体調確認の方法、オンコール時の要点などの基本の再確認を行ったり、外部の業者様からいただける資料や映像をもとに、排せつ介助やオムツ交換等の技術向上にも励んでいます。長くキャリアを積んだ人も浅い人も、みんなが同じように知識量や技術力を蓄えられるよう、先輩が後輩のサポートにあたるのはもちろん、一緒に課題に取り組むことで、施設全体のスキルアップに努めています。入居者様やご家族との関わり合いを通し、自分の存在意義を感じ取れる瞬間が、これまでの自分を支えてくれていたのかもしれません。

先輩に質問

Question

仕事をする上で、心がけていることはありますか。
入居者様と話をするときは、笑顔を忘れないようにしています。ご家族と施設とのパイプ役となる相談員は、介護職員と比べ、いつも入居者様のそばにいるわけではありません。そのため、少しの時間でも入居者様が言いたいことをしっかりと伝えられるような、安心してお話ができる雰囲気づくりを大切にしています。また、介護職員と各々の役割を持つ専門職との情報共有や連携も大切に考えています。コロナ禍の中、今までのような面会が規制されているご家族様への報告を担っていることもあるので、より強く連携を図っています。
この仕事のやりがいを教えてください。
相談員の仕事を通し、ご家族と介護職員とをつなぐ輪をつくり、入居者様にもご家族にも喜んでいただけるケアを届けられていることです。入居者様のケアを担当する介護職員は、ご家族と対話を重ねるなどの直接的な接点がなかなかありません。日ごろからご家族との関わり合いを多く持つ自分が、それぞれの想いを汲み取り、「こういう考えを持っていらっしゃる」と職員へ共有することで、介護職員もご家族の希望を理解でき、意向を反映したケアに取り組めるのではないかと思っています。入居者様はもちろん、そうした、ご家族にとっても安心のケアを少しでもお届けできているところで「この施設にずっといたい」というお言葉や、「良くしてもらっているので、安心している」といったお言葉をいただけることもあります。その瞬間はやっぱり嬉しいですし、現場の職員全員と分かち合いたいといつも思っています。
これからの目標を教えてください。
入居者様やご家族と、信頼関係を構築し続けることです。特に、施設内での様子を把握できないご家族の不安を払拭するためには、毎日の様子や1日の過ごし方などの細かな情報共有は欠かせません。だからといって、1名に対し一人の職員が付きっきりというわけにはいかないので、各職種間で手をとりあい施設全体で入居者さまを見守れるような連携体制をつくっていきたいです。みんなが同じ方向をむきながら入居者様やご家族を支えられる施設にすることが目標です。もうひとつは、ここで介護の仕事ができてよかったと思えるような環境や体制づくりを進めていくことです。
人物イメージ

プロフィール

Profile

森本 明子
訪問ヘルパーとして経験を積んだ後、ケアマネジャーの資格を取得して転職。グループホームでの勤務や施設の立ち上げにも携わり、実績を重ねる。特別養護老人ホーム『まんてん六甲の丘』の施設長兼相談員として、入居者様やご家族、現場で働く職員と信頼関係を育みながら、安心を届けるための環境づくりに尽力している。

一日の流れ

One day

  • 出勤
    入居者様の体調の変化や夜間の様子、特記事項等が記載されているケアカルテを確認したり各階へ。
  • 全体での申し送り
    各フロアの介護職員と看護師を集め、前日の申し送り事項の確認や特変の方(急な体調の変化を起こした方)の共有を行います。
  • 電話対応やフロアの巡回
    ご家族への電話連絡や病院への問い合わせを行います。その後、1F~3Fまでの各フロアを周り、入居者様の体調確認等を行います。
  • 休憩
  • 会議、面談
    随時、他施設との会議への参加や面談を行います。
  • シフト作成などの管理業務
    看護師のシフト作成や職員の面接がある場合は、介護長とともに同席します。
  • ご家族へ報告
    召し上がった食事内容や1日のご様子の他に、往診日の場合は診察の結果もご家族へ報告します。
  • 退勤
    当日中に行う業務が終了次第、退勤。お疲れさまでした。

※シフトは日勤帯のみです。

取材日:2022年1月